フルマラソンは食べるスポーツ!
長距離・長時間にわたり運動し続けるスポーツなので、計画的にエネルギー補給をして、ゴールにたどり着きましょう。
たいていのレースでは、運営が補給食を用意してくれますが、自分の好みや目的に合ったものを持参して補給すれば、エネルギー補給はもちろん、疲労回復などの効果も狙えます。
管理人の私も、フルマラソンに出るときはいつも、お気に入りの補給食を持って走ります。
ここでは、いろいろな本やみんなの意見を参考にした、厳選オススメ補給食をご紹介します。
Contents
KODAコーダ(旧shotz ショッツ)エナジージェル
フルマラソン、30km過ぎからが相当キツイですよね。
足はパンパンで、骨が熱くて痛い……。それなのにあと10km以上ある……。と、絶望を感じながら走っている地点です。
そこでオススメなのが「KODAエナジージェル」です。
※shotzショッツは、2020年4月よりブランド名を「KODA(コーダ)」に変更しました。なお、商品内容や活動目的には変更ありません。
1パック(45g)あたりエネルギー約117kcalとコンパクトなのにしっかりカロリー補給ができ、即効性が高く、飲んでから数分で疲労感が軽減されます。魔法のように驚くほど効きます!
KODAがあると「自分にはまだあのアイテムがある」と安心感が違いますね。
特に後半、「30kmからがキツイ」あなたにオススメしたい一押し補給食です。
KODAエナジージェルには、ノーマルタイプと、カフェイン入りタイプがあります。
カフェイン入りタイプは、ノーマルタイプにカフェイン80mgを加えてあり、集中力を高める効果があるとのこと。
ただ、KODAはものすごく甘い! どろりとしたジェル状で、シロップの原液のような味なので、給水所で水と一緒に飲むのがおすすめです。
数種類の味が販売されていますが、カフェイン入りのカプチーノ味が飲みやすく&カフェインパワーで気持ちがリフレッシュできるのでオススメです。
1パック(45g)あたり エネルギー約117kcal/タンパク質・脂質0g/炭水化物29.8g ナトリウム36mg/糖質(DE Value20-23)2.9g/カリウム18mg/カフェイン80mg
「KODAコーダ(旧shotz ショッツ)エナジージェル」を使うみんなの声
メダリスト アミノダイレクト(アミノ酸顆粒)
マラソン中に摂るべき必要なアミノ酸(BCAA、グルタミンなど)が配合された顆粒です。
運動中に消耗するアミノ酸を補うことで、疲労を防ぐ効果があります。
フルマラソンでは、走る前後と、10~15kmごとに補給するのがおすすめ。
アミノ酸の顆粒は、さまざまな商品が販売されているのですが、管理人が愛読している本でオススメされていたのが、この「メダリスト アミノダイレクト5500」です。
粉状でレモンのような酸味があるので、給水所で水やスポーツドリンクと一緒に摂取すると飲みやすいです。
スティック1袋(7g):BCAA 2,000mg、クエン酸 2,000mg、シトルリン 500mg、グルタミン 500mg、アルギニン 500mg、その他マルチビタミン、ミネラルなどの栄養素も配合
「メダリスト アミノダイレクト」を使うみんなの声
経口補水液
経口補水液は、水分を体内に保持できる飲み物です。
水だと体液が薄まってしまい、水分が尿として排出されるのに対して、経口補水液の場合は水分が体内に保持されます。
体の水分を保つためには、一般的なスポーツドリンクより、「水+電解質濃度が高い」経口補水液が最適なのだそうです。
体内への吸水率が高いため、トイレに行く回数も減るとのこと。マラソン中のトイレはできるだけ減らしたいので、この効能も嬉しいですね。
私の飲み方は、レースの前日にちょびちょびと飲んで1本消費。
レース当日は、起床後に、寝ている間に失った水分を経口補水液で補給。
その後も朝食の合間や後に、少しずつ飲んでいきます。その後会場まで持っていき、レース直前まで飲むようにしています。がぶ飲みするとトイレに行きたくなるので、少しずつ飲むのが良いようです。
味は少しだけ塩気がある水。スポーツドリンクのような味です。
「経口補水液」を使うみんなの声
スポーツようかん
走りながら片手で食べられてオススメなのが「スポーツようかん」です。
手で押し出すだけで食べられるのが特徴のようかん。
指でパッケージの真ん中を押すと、上からにゅる~っとようかんが出てくる仕組みになっています。
「パッケージを開ける」必要がないので、走りながら手間なくサクッとエネルギー補給できるのが、とてもラク。
寒さに手がかじかんでいても、ぐっと押すだけで食べやすいのも嬉しい。
このようかん、「持続性エネルギー糖質」を配合しているので、スポーツに最適なのだそうです。
値段もそれほど高くないので、フルマラソンではもちろん、普段の練習のロング走の時などの補給食にも重宝しています。
ちなみに、この製品を作っているのは、あずきバーで有名な井村屋。
あんこ系のお菓子を作る技術で、スポーツ用のようかんを作ったのですね。さすがに、とてもおいしいです。
甘さもほどほど(普通のようかん程度)でしっとりしているので、水補給なしでも食べられるのが嬉しい。
あずきが苦手な方には、カカオ味もあります。あずきの和に対して、こちらはチョコレート風味の洋風のようかん。カカオ味もとても美味しいです。
あずき味:1本(40g)あたり エネルギー約113kca
カカオ味:1本(38g)あたり エネルギー約124kca
「スポーツようかん」を使うみんなの声
フリップベルト
さて、これまでに紹介してきた補給食。
フルマラソンで持ち歩くには、かなりの大荷物になります。
ウエアのポケットに入れるには多すぎるし、リュックは持ちたくない。
そこでオススメなのが「フリップベルト」という荷物入れです。
ベルトという名前の通り、腰に装着するアイテムです。
伸縮性のある素材でできた二重構造のベルトで、片面にスリットが数か所あり、内側にモノを収納できる仕組みです。
ウエストポーチのように1ヶ所にモノを入れるのではなく、ぐるっと一周したベルトのどこにでもアイテムが入れられるので、重さにかたよりがありません。
また、伸縮性があるので、大き目のスマホなども入れることができます。
私は何かモノを持って走る時には、腰が一番安定すると思っています。
腕につける小さなバッグや、リュックを背負って走ったこともあるのですが、バランスが悪かったり、荷物が揺れたりで、どれも今ひとつでした。
フリップベルトは、ベルト自体が腰に密着するので、物を入れても揺れを全く感じないし、アイテムを分散して収納できるので重さを感じにくいです。
しかも、かなりの大容量で「スマホ、エナジージェル3つ、サプリ3本、スポーツようかん4本」くらいは入ってしまいます。
注意点としては、ファスナーなどがなくスリットに差し込んでいる状態なので、そのままだと走っているうちに入れたものが飛び出してしまうことがあります。
身に着けてからスリットを内側(身体側)にくるりと反転させるのをお忘れなく。
私にとってフリップベルトは、フルマラソンやロング走には欠かせないマストアイテムとなりました。
一度使ったら、他のポーチなどには戻れないと思います。オススメ!
「フリップベルト」を使うみんなの声
以上、フルマラソンに持っていきたい厳選補給食&グッズのご紹介でした。
その他、あなたのオススメ補給食がありましたら、ぜひコメント欄で教えてください!